昔は亜鉛鋼板、今は高張力鋼板の時代
近年の自動車に使用されている材料は、従来の亜鉛鋼板から大きく進化しています。その中でも注目されるのが「高張力鋼板(こうちょうりょくこうはん)」です。この素材の使用は自動車の軽量化と安全性向上のために不可欠となっていますが、その一方で鈑金塗装の作業が従来に比べて格段に難しくなっています。
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高張力鋼板はとても硬い
高張力鋼板は、衝突時に変形しにくく、人を守るために設計されています。しかし、この硬さゆえに、修理時に簡単には曲げたり伸ばしたりできません。従来の鋼板と比べて、加工するためには特別な工具や技術が必要です。
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変形しにくいので直すのに力がいる
事故やへこみを直すには、通常の鋼板よりも強力なプレス機やスポット溶接機が必要です。たとえば、専用の溶接機を使わないと、高張力鋼板をうまく修復できないことがあります。普通の金属ならハンマーなどで叩いて直せることもありますが、ハイテン鋼はそれでは修理が難しいです。
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一度曲がると元に戻しにくい
高張力鋼板は、一度大きく曲がると元の形に戻すのが非常に難しい特性があります。そのため、場合によっては部品ごと交換する必要があり、修理費用が高くなることもあります。
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熱にも敏感
高張力鋼板は、溶接や加熱によって強度が変わりやすい素材です。過度な熱を加えると、強度が低下してしまい、安全性が損なわれる可能性があります。そのため、修理の際には慎重な温度管理が求められます。
高張力鋼板の鈑金にも強い高橋自動車
高張力鋼板の修理には、従来の溶接技術では不十分な場合があります。高温での溶接や過剰な圧力が鋼板の強度に悪影響を与えるため、最適な溶接条件を維持することが重要です。高橋自動車ではGYSというメーカーのPTI-s7-220Vというスポット溶接機を新たに導入しました。この機器は、素材の特性を自動的に検知し、最適な溶接条件を設定するため、高張力鋼板を精密かつ効率的に接合できます。これにより、修理後も鋼板の強度や耐久性を損なうことなく、元の性能を維持することが可能です。
まとめ
新しいお車も丁寧に綺麗に仕上げます。
お客様に安心の鈑金塗装を
高張力鋼板の使用により、自動車の安全性と燃費は向上していますが、その分、鈑金塗装の作業はより専門的な知識と技術を要するものとなっています。特に、硬度が高いため修理が難しく、熱処理や溶接にも細心の注意が必要です。そのため、熟練した技術者と最新の機器を備えた修理工場での対応が不可欠です。高橋自動車のような最新のスポット溶接機を導入した工場では、これらの課題に的確に対応し、安心して修理を任せることができます。
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